JOURNAL

2021/02/18 18:54


2018年から美術館や百貨店などで開催してきたパラレリウム。
子どもも、親も世代を超えて楽しめるイベントとして開催してきました。

コロナで中々これまでのように自由に遊べなくなって、お出かけの機会が減っている現在。
今年のパラレリウムは、「ふれずに遊ぶ日。」をテーマに、非接触で遊べるコンテンツを体験していただきました。

場所は五日市皆賀のミナガルテンさん。
元温室がセンス良くリノベーションされた、素敵な空間でした。


今回のメインであるコンテンツは「からおよぎ」。
コロナ禍になって、遊びを考えた時に、非接触で触れずに遊べるゲームがあればと思って開発したのが「からおよぎ」です。
泳ぐふりをすると、画面の中の動物たちが水をざぶざぶ蹴って、自分と同じ動きをしながら海を上へと進んでいきます。

スタートからゴールまで何秒で泳ぎ切れるか、二人で競争。
子供だけではなく、ママたちも夢中になって遊んでくれていました。
コツをつかむと10秒ほどでゴールできるみたいで、速い人はなんと8秒台!

腕を大きくグルグル回すので、いい運動になりますね。
何回やっても疲れていない子供たち、さすがの体力です。



筆を使わずに全身を動かして書道する、新しい体験「AIR SHODOU」。
手のひらが筆となり、画面に向かって空気中に文字を書きます。
体の動きで筆の太さ、とめ、はね、はらいなどが表現できるのですが、これが結構難しくて、思うようにうまく書けないんです。
皆さん苦戦しながら、楽しんでくださいました。



書いた文字は3Dになって映像で流れます。
これは何の形だろう?



Sukima.の人気商品「せんろすごろく」を大きくして、人が駒となって動く大型すごろく「ひとすごろく」。
これまでのパラレリウムでも人気コンテンツの一つです。
いつもは大きなサイコロを使っていますが、今回は非接触ということで、パパやママのスマートフォンがサイコロ替わりに。
スマホの画面上にルーレットのように数字が流れていて、タップして数字を出す仕組みになっていました。
サイコロの順番待ちがない分、たくさんの人に遊んでいただけましたよ。



歪な△シルエットが特徴の積木「YAMAZUMI」。
今回は「ふれないツミキ」をテーマに、スティックで掴んだり、引っかけたりしながら遊んでいただきました。
より積むことが難しくなっていますが、親子で協力して積んだり、掴むのがまだ難しい子はパズルのようにして遊んだり、
色んな遊び方が生み出されていて勉強になりました!



点と線で駒の動作を表した「いえ将棋」。
通常触れて遊ぶのが将棋ですが、今回は「お箸」を使い触れずに遊ぶルールにしてみました!
うまく摘まめないとぴょーんと駒が飛んで行ってしまうので、いつもより難易度が高かったです。
お箸の練習にもなったかな?



他にも、ミナガルテン敷地内に点在する6匹のオニを探してキーワードを集める「おにミッケ」や、
これからの季節にぴったりな「ひなモビール」のワークショップも行いました。

1日だけの特別な空間は、
優しい時間と共に、カレーとおやつと珈琲を提供してくださった、blanket timeさん、
北広島から自然の力で作ったベーグルを届けてくれた、Liand Bagelさん、
いつもSukima.でお世話になっている気軽につまめる種類豊富なおかしとおつまみ、月ヶ瀬さん、
素敵な方々とご一緒させていただきました。ご協力いただき、ありがとうございました!


こんな状況下ではありましたが、前日の段階でチケットはほぼ売り切れ。
ご来場いただいた方からは、子供の遊び場がなくて困っていたから嬉しいとのお声も。

コロナ禍の今、安全な遊び方が何か探り中の実験的なイベントでしたが、
楽しい休日を過ごしていただけたみたいで、私たちも嬉しく思いました。

どんな時代でも、子どもの遊びと学びは大切。
今回の新しい遊び場の体験を通して、コロナ時代でニューノーマルの遊びを考えていきたいと思っています。



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