JOURNAL

2020/05/28 18:59

代々繋ぐ天然漆器


作っているのは寺院や仏壇の製造・修繕を行う(株)高山清の高山尚也さん。
仏壇作りの技術を活かして、漆器を製造されています。



こちらは蔵に眠っていた100年前の漆器。
欠けや割れ、経年変化による色あせがあっても、
漆を剥がし木地を修理し漆を塗りなおすことで蘇らせることができます。
100年前の器が今でも使えるように直せるなんて、すごい技術です。




そんな実績のある高山さんの作った漆器をお取り扱いすることになりました。
販売しているのは子供用の器とお箸ですが、
漆器は永く使える器。
大人になってからも小鉢として使うことができます。

漆器は特別な日に使うもの。
高山さんとお話をするまではずっとそう思っていました。
しかしながら日常的に使ってこそその価値を感じられるのが漆器。

漆器は、永く使うほどよさが引き立つ器だそう。
毎日使うほど風合いや深みが増し、自分だけの器を育てていく楽しみも味わえます。
器を育てるっていうのが素敵ですよね。



高山さんの漆器の特徴は天然素材のみを使っているということ。
子供用品を買う時は気になるポイントです。

天然の木地に、天然漆の下地を何度も塗り重ね、職人が手塗りで丁寧に仕上げています。
軽くて持ちやすく、殺菌効果もある。
落としても割れにくく、傷がつきにくいのも特徴です。
万が一、欠けや割れなど発生した場合も、綺麗に修繕できるのは天然漆だからこそ。



漆は耐熱性に優れているので、
熱い料理は冷めにくく、冷たい料理はひんやりした状態を長く楽しむことができます。
アイスを入れても手が冷たくならないことにびっくりしました。



そしてなんとSukima.とコラボしたカラーも販売!
赤色ベースに白いフチがあることで硬くなりすぎず、普段の生活にも取り入れやすくなっています。


ぜひ日常の中に、漆器のある生活を取り入れてみてください。



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